この記事は、値上がりが期待できるキャンプでオシャレな車Fiat Doblo(ドブロ)について紹介していきます!
キャンピングカーとして利用してもお洒落な車です。
ドブロがどうして値上がりが期待できる車なのか、以前生産終了後に値上がりしたフィアットのムルティプラについても紹介していきます。
キャンプ場でもお洒落な車、フィアット・Doblo(ドブロ)
今回、キャンプ場でもお洒落な車、フィアットのドブロという車について紹介します。
「ルノー・カングー」のイタリア版?
ルノーのカングーが日本で人気があります。
本国フランスではガス会社や郵便配達車といった商用車として使用されているのですが、日本では一般車両としてオシャレな人達に受け入れられています。
そこで、シトロエンのベルランゴ、プジョーのリフター、イタリアFiatのドブロをカングーを射程に各社が日本市場に参入してきたと思われます。
Dobloは16世紀のスペインの金貨(ドブローネ)にちなんだ名称だそうです。
金運上昇の願いを込めて、Fiat社が商用車に歴史的通貨の名称を多用して来たことからも、この車が商用車として使われてきたことが分かります。
キャンピングカーとして欲しい車
私がキャンピングカーとして着目した点は、ディーゼルターボエンジンと8速オートマ千ックトランスミッションを搭載し、たくさんの荷物を載せてもパワフルな走りを実現する、低燃費車である事。
欧州排出ガス規制、EURO6.3にも対応し、排気ガス処理の効率を大幅に向上させている地球にやさしいエンジンであること。
リアシートを倒せばDobloで最大2.126リットル、Doblo Maxiでは最大2.693リットルの広大なスペースを確保できること。
それから後部ドアーが欧州車にはめずらしくスライドドアーを採用していること。
日本車では当たり前の使用をあのイタリアが採用したことは特記すべきことだと思います。
ようするに沢山の荷物を運べてパワフルに走り、ガソリンが安いディーゼル車であることです。
(写真(写真はFiatホームページから引用させて頂きました)。
130psの1.5ℓ直4クリーンディーゼルターボエンジンを搭載し8速ATを組み合わせている。
「ドブロ」5人乗りが税込み399万円。
「ドブロ・マキシ」7人乗りが税込み429万円。
コストパフォーマンスに優れたファミリーカーです。
シトロエンのベルランゴとプジョーのリフターの兄弟車として欧州で人気のミニバンです。
素材の味を楽しむようなプレーンさが本来のイタリアンベーシックとしてかえってお洒落感を漂わせています。
シートや本革ステアリングなど常に人が触れる部分の質感には、力を入れているので、チープさは感じられません。
日本車のミニバンでは残念ながら本革ステアリングはお目にかかったことがありません。
ドブロなら将来値上がりが期待できるかも。
旧ムルティプラが値上がりしたFiat社は不思議な会社です。
同じFiat社の車として、ドブロがまた旧ムルティプラと同じように値上がりする事も十分考えられます。
旧ムルティプラを超えられるキャンピングカー
( 写真引用 )
私が、何故この車が値上がりすると予測した理由として以下のような要因があります。
過去に世界一醜いと言われ、デザイナー自身も認めたFiatの初代ムルティプラが2003年4月に日本で販売されて完売し、生産終了後も中古車市場で高騰しました。
現在の中古車最高価格が130万円であることです。(2023年調査結果)
マイナーチェンジをした2代目のムルティプラは先代のデザインとは裏腹におとなしめのデザインで販売されて完売しました。
ハイオク仕様車11.42km/L(6人乗り)。
この2代目もまた生産終了後、中古車市場で高騰しました。
新車価格(当時280万円)に対し、現在の中古車最高価格160万円です。(2023年調査結果)
キャンプ車としてのドブロ( マキシ )
3列目のシートを簡単に取り外すことが出来、キャンプ場で椅子として使える、ロングサイズのマキシがお勧めです。
キャンプにおすすめの車種
・SUV
・ビックアップトラック
・軽自動車
・ミニバン
・ステーションワゴン
キャンプ車に必要な要素
1.荷物がたくさん積める積載スペース
2.駆動方式( できれば4WDが最適 )
3. 車中泊ができる車内空間
4.走行性能と安全性
5.アウトドアーに適したデザイン
キャンプに向いている車種
TOYOTA/ハイラックス TOYOTA/ラウンドクルーザー(ランクル) TOYOTA /ランドクルザープラド TOYOTA/ハイエースワゴン TOYOTA/プリウスα Jeep/ラングラー Jeep/レネゲード Jeep/チェロキー ランドローバー/ディスカバリー ランドローバー/レンジローバー 日産/セレナ 日産/エクストレイル 日産/NV200バネット 三菱/デリカD5 三菱/アウトランダー HONDA/ステップワゴン HONDA/N-BOX HONDA/CR-V HONDA/N-VAN HONDA/シャトル スズキ/ジムニー スズキ/クロスビー スズキ/エブリイ スズキ/ハスラー スズキ/スペーシアギア ダイハツ/ウェイク ダイハツ/タフト ダイハツ/タンㇳ SUBARU/フォレスター SUBARU/レボーグ フォルクスワーゲン・アマロック メルセデンス・ベンツ/Gクラス シトロエン・ベルランゴ プジョーのリフター ルノー/カングー マツダ/アテンザワゴン
私の一番お勧めする車種はTOYOTAのランドクルーザー70系です。
TOYOTA のランドクルーザーは生産開始から累計1000万台を突破した名車です。
その中でも70系といわれるモデルは未だに多くのファンがいます。
中古車市場でも程度のいい個体は400万円から500万円の値が付いています。
1984年に登場した70系はナナマルと呼ばれヘビーデューティー4WDの王者として世界中の支持を得ました。
しかし、国内でディーゼル車への規制が厳しくなり、2004年に国内での販売が中止されるのですが、ディーゼル規制のない海外の国では変わらぬ支持を得て活躍しています。
まとめ
今回値上がりが期待できるキャンピングにふさわしい車としてFiatのDoblo(ドブロ)を取り上げてみました。
個人的にイタリア車を所有していた時期もあり、Fiatのディラーとも仲良くさせて頂いたことも思い出し、記載させて頂きました。
イタリア車を堪能したとまでは言えませんが、色々な経験をさせて頂きました。まずイタリアの車を経験して思ったことはイタリア人と日本人の身体能力の違いでした。
フェラーリやカウンタック、アルファロメオなどのスポーツカーを乗りこなすのにはスポーツ選手並みの運動神経が必要です。
イタリアのサッカー選手の身体能力の高さはワールドカップを見れば一目瞭然です。
イタリアでは一般車として扱われるフィアット車でも日本の至れり尽くせりの自動車感覚では乗りこなすのは難しいと思います。
数年グランデプントのマニュアル車を常用していましたが、故障が多く、何度もディーラーに駆け込みました。そのたびに乗車の状態を聞かれ運転の良し悪しをレクチャーして頂きました。
「イタ車は乗っても眺めても楽しい」というのが私の感想です。
室内の装飾も人が触れる部分には本物の素材を惜しまなく使用しています。
グランデプントもハンドルとミッションの持ち手は革張りでした。
今では当たり前になってしまったドリンクホルダーは付いていませんでした。
フォルクスワーゲンでは日本人の要望でドリンクホルダーを常備する提案に対して本国のドイツ人はドリンクホルダーよりも車の安全性に投資すべきだとの反論があったとフォルクスワーゲンのディーラーから聞いたことがありました。
Fiatのディーラーからは、「車は機械物なのだから不良品が出るのは当たり前、買ったお前が運が悪かっただけで、製作した俺たちには何の落ち度もない」、とハッキリと言い切る国民性であると聞きました。
リコールを自ら発表し、信頼性を大切にする日本人とは相いれない国民性であることは間違いないように思います。
そんな経験をした私が今回どうしてFiatのドブロを紹介する経緯となったのか、ということですが20年前に旧ムリティブラをディラーで見たときの衝撃を思い出したからです。
カエルの様な不格好な顔にやぼったいデザイン、「これは売れないだろう」と確信していたのですが、現在の中古車市場でも高値が付いています。
それから生産終了時の奪いあいの状況を思い出したからです。
そして現状のキャンピングブームで、自分がキャンプに行くことになった場合どの車を選べばいいのかと考えたことでした。
一番に思いついたのがスズキのジムニーでした。
スズキの販売店を回ると生産台数をおさえているために新車が3年待ちと聞き、今では投資の対象になっていることを聞き諦めました。
次に思いついたのがお洒落なルノーのカングーでした。
しかし相変わらずの3ナンバー仕様とハイオクガソリン。
維持費がかかります。
次に目についたのがドブロであったわけです。
Fiatは中古車ではなく新車を3年(車検時)で乗り換える車だとディラーに言われました。
私もそう思います。
それだけ修理に多額の費用がかかるのですがなぜだか手放せない車、それがFiatなのです。
筆者の車歴
日産サニー → 三菱シャリオ → ボルボ740セダン → ベンツC200 → ルノールーテシア → Fiatグランデプント → スズキカプチーノ